導入事例
長島・大野・常松法律事務所
弁護士の人数:101人以上
拠 点: 東京ほか
事務所HP:https://www.noandt.com/
掲載日:2023.11.10

案件の資料を効率的かつ的確に整理し、漏れなく検討するためのツールとして導入
裁判のIT化にも備える

2021年初めにお問い合わせをいただき、製品評価やセキュリティ⾯の検証、カスタマイズ等を経た上で、2023年2⽉より正式に導⼊いただきました。現在は、主として訴訟実務を担当する先⽣⽅がご利⽤になっています。

───弁護⾰命に関⼼をお寄せいただいた背景を教えてください。

当事務所で扱う訴訟案件には様々な規模のものがありますが、提出証拠が⾮常に多い⼤規模な案件も多く、また、提出証拠は少ないという意味で⼩規模な案件でも依頼者から受領する資料の量が多く、その整理に苦労する案件も少なくありません。

そのような案件の資料を効率的かつ的確に整理し漏れなく検討するための⽅法については、従前から問題意識を持っていました。

その中で、弁護⾰命の存在を知り、その問題意識に応えるツールになるのではないかと思い、関⼼を持ちました。

───事件記録はどのように管理されていますか。

裁判所に提出された書⾯については、裁判所の記録と同様の構造の紙ベースのファイルを事務所⽤と各担当弁護⼠⽤に作成して管理・参照すると共に、PDF の電⼦データをサーバー内に作成した案件ごとのフォルダ内で整理して保存し、適宜参照するという形で管理しています。

また、裁判所に提出した書⾯以外の書類、主に依頼者の⽅から受領した資料についても、同様に、サーバー内のフォルダ内で電⼦ファイルとして保存すると共に、必要に応じ各弁護⼠がプリントアウトをして、紙ベースのファイルを作成して管理・参照しています。

───電⼦データの事件記録では、紙とは違う⼯夫が必要になると思います。データで⽣産性を発揮するための、既存の⼯夫等あれば教えてください。

これまでは、先ほどご説明したサーバー内のフォルダ内にPDFの電⼦データを保存する際に、紙ベースの事件記録と同様の階層構造(原告・被告・裁判所、準備書⾯・甲号証・⼄号証・雑といった構造)のサブフォルダを作成し、参照したいデータの保存場所が分かるように保存し、また、依頼者の⽅から受領したデータは、受領順に時系列でフォルダを作成して保存すると共に、資料の種類別に別の系列のフォルダを作成し、参照しやすいようにはしていました。

また、特定のフォルダ内のファイル名やファイル内のテキストを対象にキーワードで⽂書を検索してファイルをリストアップできる仕組みも導⼊していました。もっとも、リストアップしたファイルの内容を⼀覧するようなことはできず、限界がありました。

───弁護⾰命導⼊を決定いただいた評価ポイントを教えてください。

弁護⾰命の導⼊を決めるに先⽴ち、トライアル利⽤の期間をいただき、実際に訴訟実務を担当する弁護⼠の⽅で弁護⾰命を利⽤してみましたが、その際には、以下のような利便性を指摘する声と共に、是⾮導⼊してほしいという要望が多く集まりました。

  • 資料のアップロードの場⾯で、⼤量の資料を迅速に登録できる
  • アップロード後の操作も全体を通して⾮常にスムーズで、作業時間が⾮常に短縮できる
  • ウェブページを開いたまま、ボタン⼀つで、同じウェブページ上で表⽰する案件資料を切り替えたり並べたりできるインターフェースが便利である
  • 複数の資料の同時検索ができ、その結果が⽂章のブロックごと表⽰されるので、⽂脈も読み取れて、リファレンスチェックも効率良くできそうである
  • 紙ベースの作業と同様に、簡単に資料にメモを付すことができる機能があり、資料の整理に便利である
  • 特に⼤量の資料を扱う案件での資料の整理に⼤変役⽴つ
これらの点は、他のツールでは中々実現できていないところがあり、導⼊を決める際に評価したポイントとなりました。

───セキュリティ⾯での検討事項や評価を教えてください。

当事務所では、機密情報は厳格に管理されており、案件に関連するデータはアクセス権が厳重に制限されたファイルサーバーに保管する原則があります。

当然、弁護⾰命にて取り扱うこととなるデータについても同様のポリシーが適⽤されることとなりますが、当初は弁護⾰命の標準機能では当該ファイルサーバーへの保管に対応できていませんでした。

株式会社弁護革命様とは、セキュリティ要件と業務効率のバランスを考慮しながら、あるべき姿について様々な協議・検証・カスタマイズを数ヶ⽉間にわたって重ね、最終的にはデータ保管の原則を維持しながら、案件関係者同⼠のスムーズな共有、適切に暗号化されたセキュアなデータ持ち出しを可能とする仕様を実現頂くことができました(※)。

※弊社注
【厳格なセキュリティ要件への対応】
長島・大野・常松法律事務所様では、上記のとおり事件記録はオンプレミスのファイルサーバーに保管することとされており、これに関連する厳格なセキュリティ要件がありました。
弁護⾰命はもともとオンプレミスのファイルサーバーでも利⽤可能であり、データの保護を重視したアプリケーションですが、更にセキュリティ関連の機能の洗練・拡張をおこない、長島・大野・常松法律事務所様のセキュリティポリシーに適合するものとすることができました。弁護⾰命のセキュリティに関する対応⼒を⽰す導⼊例としてご参考いただけますと幸いです。

───弁護⾰命をよくご利⽤いただいている先⽣⽅のご感想はいかがでしょうか。

導⼊前のトライアルを通じて得られた弁護⼠の評価ポイントは、導⼊後に弁護⾰命をよく利⽤している弁護⼠からも同様の感想やコメントを受けており、期待通りであったと思います。

実際の案件処理で発⽣する具体的な作業に紐づけて利便性を指摘する意⾒として、例えば、以下のようなコメントが集まっています。

  • 横断的な検索機能を利⽤すると、相⼿当事者が従前どのような主張をしていたかが⼀覧で把握できるので、反論の準備書⾯を起案する際に⾮常に便利である
  • サーバー上のフォルダ内にPDF ファイルで⽂書を保存している⽅法では、甲号証、⼄号証、準備書⾯といった書類を別々のウインドウで開かざるを得ないので不便であるが、弁護⾰命ではそれを⼀つの画⾯で並べて簡単に閲覧できて便利である
  • デジタルで蛍光ペンや付箋で印を付けることができ、紙ベースで同じことをするよりも気楽にできる

───今後の所内での弁護⾰命の活⽤場⾯としてどんなことを想定されていますか。

裁判のIT 化が進むにつれて、紙の資料ではなく電⼦データの資料を使⽤して訴訟活動をする場⾯が増えていくことは確実といえますので、紙ではなく電⼦データにより資料を整理・活⽤することに慣れていくことは⾮常に重要ですし、今後、期⽇で必要な資料をすばやく参照し弁論や証⼈尋問に活かす上で、弁護⾰命を利⽤する弁護⼠が有利になるような場⾯も出てくるのではないかと期待しています。

現在、当事務所では、弁護⾰命のユーザーである弁護⼠が担当する新規の訴訟案件について、原則として弁護⾰命を利⽤する⽅針としています。

また、訴訟案件に限らず、危機管理案件の調査業務などにおいても、資料を効率的に整理し必要な資料を的確に参照することができれば、事実関係の分析、ヒアリング事項の作成、ヒアリングの実施といった場⾯で弁護⾰命を活⽤することができるのではないかと考えています。

───今後、弁護⾰命に期待されることを教えてください。

すでに弁護⾰命の利⽤によって案件処理の効率性・利便性が向上していると実感しているのですが、敢えて⾔うと、モバイル性を⾼めることができると更に利便性が上がると思います。

例えば、現在はiPad等のタブレットで弁護⾰命を利⽤することはできませんが、当事務所では裁判所の期⽇に弁護⼠がiPad を持ち込むことも多いので、iPad で利⽤できれば更に便利になると思います。

───ありがとうございました。今後も弁護⾰命をよろしくお願いします。

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